4時起き男子の朝活日記 by-NOTE-

朝活しながら学んだ、心理学/人脈/投資/ライフハック/習慣/考え方を主に書いていきます。

時間がないは嘘。本当に効果がある時間の使い方。「超時間術より」

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皆さんは時間の使い方、普段意識していますか?

 

仕事が全然終わらず、常に忙しい。タスク管理を使っているがうまくいかない。

そんな方も多いのではないでしょうか。

 

本日はメンタリストDaigoさんの『超時間術』より

実験でわかった時間の上手な使い方、

忙しい時にこそ使える時間に対する考え方を学ぶことで、

皆さんの時間がないとい感覚がなくなり時間に余裕を持てる人生に変わっていけるでしょう。

 

常に忙しいと感じる人は、実は人間の脳は時間がないという焦りや不安を感じることで、脳がパニックを起こしてしまい、時間が短く感じたり、意識が未来や過去に向かったりして現在に集中して物事を行えなくなるんです。

 

そうすると結果的に大事な仕事が終わらず、時間がないという感覚に陥る繰り返しになるわけです。

 

まずはこの原因を抑えつつ、さらに正しい時間の使い方を学んでいきましょう。

 

目次.

 

なぜあなたはいつも時間不足を感じるのか。

1.やることが多いのは自分が招いた災害

2.大事なのは作業よりも生産性

3.やるべきことが多すぎるは正しい選択ができていない証拠

4.忙しい人ほど仕事ができない。

5.あなたの時間不足は錯覚にすぎない。

 

時間不足を解消するテクニック。

1.目標のぶつかり合いをなくす。

2.複数の作業を同時に行うマルチタスクをやめる。

3.あらかじめ何をどのくらいの時間でやるか決めておく

4.時間のプレッシャーにはリフレーミングを行う。

 

 

 

 

1.やることが多いのは自分が招いた災害

あなたは時間がないと言いつつ、別のことをやっていませんか?

 

有名な求人企業が行った調査によれば、およそ3分の2のビジネスマンが、1日に平均1時間は仕事と無関係な作業をしていることが明らかになりました。

消えた時間の大半はSNSやユーチューブ、アマゾンの検索などに費やされていたそうです。

 

日本でも現状は同じようなものでしょう。ちょっと空いた時間についついSNSを見てしまったりは私もあります。あれが意外と時間を奪ってしまってるんですよね。

 

2.大事なのは作業よりも生産性

実はやるべきことが多ければ多いほど生産性は下がってしまうものです。

世界のトップたちも週あたりの労働時間が少なかったりします。

やるべきことにフォーカスを当てて仕事をしているからです。

 

ある実験では労働量と生産性の関係を調べたところ、

週25時間分の作業をこなす人は、週5時間分の作業をこなす人の生産性とほぼ変わらない。

週35時間分の作業をこなす人は、週20時間分の作業をこなす人の生産性の半分しかない。

 

作業量を多くしたところで生産性は上がりにくく、ある一定量を超えると

逆に成果が下がってしまうものなのです。

 

3.やるべきことが多すぎるは正しい選択ができていない証拠

そもそもやるべきことが多い人はその時その時の重要なものを選択できていないということです。今何が重要で何を優先に時間を使うべきなのかを考えて行動することが大切です。あれもこれも同時にやるということこそが生産性が悪く、時間を多く使います。

 

やるべきことが多い人ほど生産性は下がります。

大きな成果を出すためには行動を絞り込みましょう。

 

4.忙しい人ほど仕事ができない。

忙しい人ほど仕事ができるといいますが実はこれは間違いです。

例えば1日に様々な作業を詰め込んでしまう人です。

 

営業であれば、クレーム処理や打ち合わせ、会議への参加、お客様の対応など

実はアメリカのミシガン州大学による実験では1日にジャンルが違う作業をいくつも行うことでそれぞれのタスクが達成する確率は25パーセントも下がったそうです。

 

またマイクロソフトが行った調査でも、一つの作業を行う間に同僚と会話をしたり、顧客からの電話に対応したりした場合は1回気がそれた集中力を取り戻すまで15分もかかってしまうことがわかりました。

 

その他にも忙しい人ほど脳の機能が低下しています。

ある研究では男女7500人にアンケートを行い、いつもどれくらい忙しいかを調べた上で、認知テストの結果と比べてみた結果

 

・週の労働時間が30時間を超えたところから認知機能にマイナスの影響が出始める。

・週の労働時間が60時間よりも多いと普段は全く働いていない人と同じくらい認知度が下がる。

という結果が出ました。驚きですよね!

 

しかしながら今の会社ではそんな短い労働時間はできないと思います。

とにかく働くほど脳の機能が下がってしまうのは覚えておきましょう。

もしこの基準がクリアできなくても週の半分は、営業であれば外回りをしたり、あまり頭を使わない仕事を入れたりすると良いでしょう。

 

このように、時間がないという人は自分が時間がない状態に持って行ってしまっているのです。

 

5.あなたの時間不足は錯覚にすぎない。

ここまであなたが思ってきたような本来の時間の使い方は間違いであったということは

理解できたと思います。

そしてこの本の面白いところは、あなたの時間不足は錯覚にすぎない。

実はみんなが思うほど自由な時間を持っているということを説明してくれています。

 

どういうことかというと冒頭でも話した通り、時間というものは同じ時間でも

感覚的に 短く感じたり、長く感じたりするということです。

例えば、慣れない仕事をしていると時計の針が進まない。

好きなテレビを見ているといつの間にか2時間もたっていたなど、時間というものは

感覚がズレがあるのです。

 

他にも「社会的な地位」によっても時間の感覚は変わってくるのです。

例えば実験で面接をする、面接官と面接を受ける受ける立場の人では、

面接官をした方のグループの方が時間の感覚のテストで「私は時間に余裕がある」

「忙しくは感じない」と答えたそうです。

 

なぜこのような結果になったのかというと面接官という権力者になることで、時間は私がコントロールしている。という感覚になるからです。それだけ心に余裕が生まれ、まるで時間が増えたかのような気持ちになるわけです。

 

逆に時間がないという焦りや不安を感じることで、脳がパニックを起こしてしまい、時間が短く感じたり、意識が未来や過去に向かったりして現在に集中して物事を行えなくなるんです。

 

 

 

この本では、これらの時間の時間の乱れの原因となっている不安や焦りをなくすために

正しい時間の使い方のコツを紹介しています。

これらを実践することで時間の乱れをなくし、不安や焦り、そして作業を効率的に大きな成果をあげる方法を教えてくれています。

 

あなたもこの方法を使ってできることの時間を増やしましょう!

 

1.目標のぶつかり合いをなくす。

例えば運動を始めたいけど仕事がある。貯金したいけど欲しいものがたくさんある。

こういった〜したいけど〜があってできないという、目標のぶつかり合いを、心理学ではゴールコンフリクトと言います。目標(ゴール)が衝突(コンフリクト)しあった状態。

この感覚が時間不足を感じる一番の原因となっているんだそう!

 

つまりぶつかり合う目標を無意識に追いかけてしまうことで焦りと不安が生まれるのだそう!確かに・・・

 

運動したい(目標)

運動したいけど仕事が忙しくてできない。(ゴールコンフリクト)

ぶつかり合う目標を無意識で考えることで不安と焦りが生まれる。

脳をパニックにさせる

結果。この不安と焦りが時間が短く感じる。

 

 

ではこのコンフリクト(目標の衝突)のパターンを見ていきましょう。

 

コンフリクト3パターン

①わかってるけどやらないコンフリクト(一般的に一番多い)

・・・つい欲望に負けてしまうタイプ

ポテトチップスが太るのはわかっているけど食べたい。など

 

②思い込みコンフリクト

・・・勘違いが原因で目標の衝突が起きてしまうパターン

〜するためには〜しないといけないと自分で思い込むこと。

例えば、人生で成功するためには友人との遊びを減らさないといけない。と思い込んでいても実は楽しい時間がストレス解消になって、モチベーションや、アイデアが浮かんで良かったりするパターン

 

③無知コンフリクト

・・・知識が足りないせいで起こるパターン

例えば運動したいけど仕事があるというパターンでは

実は運動した方が集中力が上がって仕事の効率が上がり、結果的には時間短縮につながることがわかっています。

このように正しい情報を持っていないと、効果があるものを逆に捉えてコンフリクトを作ってしまう場合があります。

 

じゃどうしたらいいの?ということで

このブログでは①のわかってるけどやらないコンフリクト(一般的に一番多い)

対策法を簡単にご紹介します。

 

①わかってるけどやらないコンフリクト(一般的に一番多い)

 

こちらは一番効果が高いのは、それをやるしかない仕組みを

作ってしまうことです。

原因がわかっているのに行動できないなら、行動できるようにする環境を作ってしまうことです。

 

例①

ポテチが太るのがわかっているけど食べてしまう

家にポテチをおかない。買わない。

 

例②

勉強したいけどテレビを見てしまう

コンセントを抜いて、リモコンを押入れなどにしまう。

 

このように強制的にやるしかない環境を作ってしまうことが大切です。

 

このあらかじめやる環境に自分を追い込んでおく方法は「アーキテクチャを作る」と言います。

 

このアーキテクチャを正しく作るポイントは三つあり、

①減らしたい行動は、実行に必要な手間をなくす。

例、お菓子を戸棚の奥にしまっておく

 

②増やしたい行動は、実行に必要な手間を減らす。

例、ベッド横にシューズをおいてランニングしやすくする。

 

③もっとも増やしたい行動は、完全に自動化する。

例、野菜の定期宅配を頼んで、野菜を食べる量を増やす。

 

 

こういった方法を行うことで、自然と自分のやりたいものに行動を移せるようになります。

 

②思い込みコンフリクト

③無知コンフリクトなどの対策法については

週40時間の自由をつくる 超時間術にて詳しく書いてありますので気になる方はチェックしてみてくだい。

 

ではその他に時間の乱れの原因となっている不安や焦りをなくすために必要なテクニックをご紹介していきます。

 

2.複数の作業を同時に行うマルチタスクをやめる。

ある研究によると、他のことをしながら作業をした場合、脳の回転や集中力など、すべての面で生産性は40パーセント下がり、一つの作業を終えるのにかかる時間と作業ミスが起きる確率が50パーセントも増えてしまうのです。

 

さらにある作業から別の作業へ何度も注意を切り替えると、その度に時間に対するプレッシャーは増える。と言われています。

 

3.あらかじめ何をどのくらいの時間でやるか決めておく

こちらは、

①自分の好きなタイミング2つの作業に切り替える。

②前もって決めた間隔で、定期的に2つの作業を切り替える。

 

という実験では、②の方が気まぐれに作業を切り替えるよりも

次の時間が決まっているおかげで、脳が安心して仕事のパフォーマンスが上がり、はるかにいいアイデアが出たのです。

タイマをセットして30分これをやったらこれをするなど時間を前もって決めておきましょう。

 

4.時間のプレッシャーにはリフレーミングを行う。

*リフレーミングとは嫌な状況を前向きに解釈することで、ネガティブな感情に立ち向かうテクニックを意味しています。

 

例えば

1)時間がなくて焦りを感じたら「自分はワクワクしているだけだ」と声に出していう。

2)同じセリフを三回繰り替えして、自分が行ったことを信じ込むように努力する

 

自分の焦りを「ワクワク感」だと解釈し直してなかば強引に時間不足のストレスを

和らげてしまうわけです。

 

こちらはうつ病の治療にも使われてきた方法であり、時間不足の感覚を癒す効果もあり、こちらを行った実験では、何もしなかった時と比べて25パーセントも時間不足の感覚が和らいだそうです。

 

今回は一部でしたが、この他にも様々なリフレーミングを本書では紹介しています。

 

 

みなさんいかがでしたでしょうか。

 

時間は皆に平等ですが時間の感覚は感情や環境によって変わってくるのです。

正しい時間の使い方を学びより良い時間の使い方を心がけていきましょう!

 

週40時間の自由をつくる 超時間術より