伝え方で相手を動かす具体的な方法「伝え方が9割より」
あなたは普段、会社や友達と話している時伝え方に意識して話したことはありますか?
部下にこうして欲しいが、いうことを聞いてくれない。
お願いしても断られそうで怖いなど。
人間関係においてコミュニケーションはとても大切なものですが
あなたが誰かに物事を伝える時、それが相手にどう伝わるかによって相手の反応は多い変わります。「〜やって!」「〜はやめて!」など自分本位に常に話してしまうと、
相手の心はやらされてると言う感覚になります。
しかし相手の立場に立ち、物事を考え伝えると大きく結果が変わってきたりします。
今回は伝え方が9割と言う本の中から私がこれは使える!と感じたものを選び、
今日から使える相手の気持ちを動かす伝え方をご紹介します。
目次
- 伝える時は相手の好きなこと(メリット)を考える。
- 嫌いなことを回避
- 認められたい欲を使う
- あなた限定を使う
- チームワーク化
- 感謝
1.伝える時は相手の好きなこと(メリット)を考える。
あなたは何かお願い事をしたりする時、自分本位に考えてお願いしていませんか?
例えば異性とデートをしたいと思った時、ただ「デートしてください」だけでは自分本位のお願いですよね。
この場合相手からすると(まだあんまり知らない人に時間も使いたくないな。)と考え断られてしまうかもしれません。
ですが相手のメリットを考えてお願いした場合はどうでしょう。
「デートしてください」ではなく「驚くほど美味いパスタがあるんだけど行かない?」
このように伝えることでパスタが好きな人なら
「驚くほど美味しいパスタなんて食べてみたい!」と相手のメリットと一致する伝え方ができます。
この伝え方なら行ってもいいかな?と思えるのではないでしょうか。
またお店に行った時にそこがハンバーガーのファストフード店の場合、早く食事が出てくると思いますよね。その際店員さんから「4分ほどお待ちいただけますか?」
と言う言葉と「できたてをご用意いたしますので4分ほどお待ちいただけますか?」と伝えられた場合どちらが、待ちたいと思えるでしょうか?
「できたてをご用意します」がついてるだけで印象的が全く変わって、できたてを食べれるなら待とうと言う気持ちになるのではないでしょうか。
このように相手のメリットと一致するお願いごとをすることで結果が大きく変わってきます。
2.嫌いなことを回避
一方で相手の嫌いなことから作ることもできます。
例えば「芝生に入らないでください」とお願いしたいのであれば
「匂いが付いてしまうので芝生に入らないでください」と言われた場合は
「芝生に入らないでください」とお願いされた時と比べ、芝生に入ることで
匂いがついてしまうというデメリットが自分にあるため、入りたくなくなるのではないでしょうか。
ここは自転車駐車禁止ですと言われるよりも「ここは自転車捨て場です。」と書いてある方が自転車を捨てられると言うデメリットを感じられるため、停める人も減ったそうです。
このように何かやめてほしい時など、
相手にとってデメリットのことを伝えることで、動いてくれる可能性がぐっと高まります。
3.認められたい欲を使う
人間誰しも認められたいものですよね。
そうした認められたい欲を利用して伝え方を変えてみるのとても効果的です。
例えば残業をお願いしたい時に「この残業できる?」と自分本意でお願いされるのと、
「君の企画書が刺さるんだよ。お願いできないかな?」と言われた場合、
後者の方がめんどくさいことでもやってみようという気持ちになるのではないでしょうか。
このように認められているという心理が相手の心を動かす原動力となります。
4.あなた限定を使う。
こちらは相手が嬉しいとか、必要だと思ってくれてるという心理が心を動かします。
例えば誰も行きたくない「自治会のミーティングにきてください」と言われるよりも、
「他の人がこなくても田中さんだけにはきてほしいんです!」
と言われると、私は必要とされている。私だけという気持ちになりますよね。
あなただけ、限定という言葉に人は弱いのです。
5.チームワーク化
こちらは相手がめんどくさいな、やる意義がそこまで見つからないと言う人に対して有効です。
例えば子供に勉強をさせる時に「勉強しなさい」と伝えるのではなく「一緒に勉強しよう」と言ってみましょう。
一人ではめんどくさいと感じることも人は何かを一緒にやることであれば自然と動くものです。
6.感謝
こちらは今まで説明してきた方法の中でも最終手段です。
ありがとうという言葉は人に大きな影響を与えます。
感謝されるのはとてもうれしいですよね!
ありがとうと感謝を言われると人は断りにくい生き物なのです。
例えばコンビニのトイレで「トイレはきれいに使ってください」と言う張りではなく
「いつもトイレをきれいに使っていただきありがとうございます。」と書いてあるところが多いのではないでしょうか?
どうでしょうか?こう言われるとトイレをきれいに使おうと思いませんか?
誰かにお願いする時も、「〜さん、悪いけどこれお願いできますか?」と言うよりも
「〜さんいつもありがとう。悪いけどこれお願いできますか?」と言われる方が
断りづらいですよね。
感謝の言葉というのは伝える力にとって、とても重要な手段でもあるのです。
いかがでしたでしょうか。
私は普段伝え方を意識する方ではありませんが、伝え方が9割
の本を読んで、言葉一つ変えたり、付け加えるだけでこんなにも相手の感情を揺さぶれるんだと感動しました。皆さんも意識して普段の伝え方を変えていってはいかがでしょうか。