幸せな金持ちになるには方法とは「ユダヤ人大富豪の教えより」
あなたは幸せな金持ちと聞いてどう思いますか?
お金は人生において大切ですが、それを得るためには何か行動を起こさなければなりません。
会社に勤め労働の代わりに対価としてお金をもらう。
株取引をしてお金をもらう。
マンションのオーナーとしてお金をもらう。
人は様々な方法でお金というものを得ています。ただしお金持ちが全員幸せとは限りません。お金があっても毎日朝から晩まで働いて自由なことはできない。
仕事だけ頑張って、家族との時間を過ごせず孤立していってしまう人。様々な理由はあれどお金持ちになっても幸せになれない人がいます。
では幸せなお金持ちになるためにはどうしたらいいのでしょう。
今回は本田健さん著『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)』よりご紹介していきます。
目次
- お金のことを忘れなさい
- サービスの量と質=君が受け取る報酬額
- 自由人と不自由人
- ビジネスの仕組みを作る
- 自分の大好きなことをやる。
- 「ビジネスの成功五原則」
1.お金のことを忘れなさい
幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れることが大切です。
お金のことを忘れなさいっていうのはどういうこと!?
と思う方もいられると思いますが、これ要するにお金や成功を目的にすると、人は社会的尊敬や力、愛情、友情をお金や成功に求めた人は不幸になるよってお話です。
それらを求める人間は、お金のために物事考え行動するようになります。
そうすると結果的に自分の自分らしい人生を送ることではなく、お金を稼ぐことが目的となるため、幸せなお金持ちにはなれないということです。
2.サービスの量と質=君が受け取る報酬額
お金を受け取る量というのはあなたが与えたサービスの量と質によって決まります。
清掃の仕事の人は、それに見合うお金をもらう。
会社勤めをすると決められた給料をもらう。
しかしスターなどは、多くの人を喜ばせているのでその分多くのお金をもらいます。
お金を忘れなさいという意味も、多くの人を喜ばせるためにサービスに没頭しなさいということです。
例えば、お花屋さんであれば、お金ばかり気にして原価や一本あたりの客単価ばかりを気にしてしまう人よりも、お客さんを喜ばせるために、サービスをよくしたり工夫をしている人の方が、お客さんから見てどうしょう。
そちらの方が応援したくなるのではないでしょうか。
サービスの量と質が大きければ大きほど自然とお金は集まってきます。
3.自由人と不自由人
世の中には2通りの人間がいます。
それが自由人と不自由人です。
自由人とは経済的、社会的、精神的に独立していて誰からの援助も受けない。その人が考えている人生を送っている人のことです。
反対に不自由人は、経済的、社会的、精神的に誰かに依存して生きている人です。そのため自分が何をしたいかもわからない人です。
もし、お金持ちの自由人になりたいのであれば
会社員の場合、難しいでしょう。なぜならば会社員は会社に雇われてお金をもらいます。
例えば公務員だったとして道路工事を10億円安く業者にさせてとしてもボーナスとして1000万もらえる公務員がいるでしょうか。
たとえサボっていても、しっかり頑張っている人がいても給料は同じ、
歩合制の場合といえど、会社に引かれる部分はもちろんあるため、実際の利益に対してもらえる額は決まっているでしょう。
もし自由人になりたいのであれば会社勤めはやりたいことをやるためのスキルアップの学校と考えるのがいいでしょう。
では社長であれば自由人なのかというとそうでもありません。
確かに社長となれば収入も雇われていた時よりも倍になるかもしれません。
しかし株主や監査役などから監視を受けたり、大きなプレッシャーの中で生きることになります。
果たしてそれは自由人と言えるのでしょうか。
4.ビジネスの仕組みを作る。
では自由人になるためには一体どうしたらいいのでしょうか。
そのヒントはビジネスの仕組みを作る人になることです。
例えば自分がいなくても勝手に回るビジネスを持つことです。
つまりはオーナーのことです。
不動産オーナーであれば、そこに住む人がいるだけで毎月お金が入ってきます。
会社のオーナーであれば、しっかりとした社長を雇い経営を回してもらえれば、
自分は働かずともお金が入ってきます。
自分は何をすればいいかというと、不動産であれば多くの人に住んでもらいたい、喜んでもらいたいと思えるような環境作りや、会社であれば多くの従業員が働きやすく、またお客さんにに喜んでもらえることを考えればいいのです。
つまりはサービスの量と質=君が受け取る報酬額となるわけです。
5.自分の大好きなことをやる。
もし幸せに成功したいのなら自分の大好きなことを仕事にすることです。
自分の大好きなことを仕事にすることのメリットはたくさんあります。
1)好きなことをやっているだけで幸せ。
2)好きなことだから何時間でも集中できる。
3)好きなこと突き詰めていけばおのずとプロになれる。
4)好きなことをやっているとモチベーションが上がり常にやる気が出る。
5)好きなことをもっと極めたくなる。
反対にお金のために自分が嫌いな仕事をした場合はどうでしょうか。
1)そもそも嫌いなことしているので不幸。
2)お金のためだけに働いているため、毎日が楽しくない
3)楽しくないことに人生の大半を使うため、人生がもったいない。
4)嫌なことやって過ごすため自分が嫌になる。
6「ビジネスの成功五原則」
ビジネスを持つにあたり大切なことをゲラー氏は教えてくれています。
1).好きなことを見つける
まずはあなたがやるビジネスを見つけることが大切です。そしてそれはあなたが大好きなことを選ぶのが重要です。
またそのビジネスをやっている人に話を聞きに行ってみるのもいいでしょう。
私も転職前に実際どんな仕事なのか話を聞きに行ったことがあります。
そこからイメージしてこの仕事が本当に好きかどうかも見えてくるのではないでしょうか。
2).そのビジネスで成功に必要なことは全て学ぶ。
一旦自分の大好きな分野を見つけたらそれをとことん研究し、極めてていくことが大切です。1つのビジネスを成功させるには学ぶべきことやるべきことがたくさんあります。それをおろそかにするのではなく成功したければその分野を極めて、しっかり準備をしてビジネスをしていきましょう。
3).小さくスタートし、短期間で大きくしないこと。
スタートはできるだけ小さく始めることが大切です。
今であれば副業をやる方は多いと思いますが、まず好きなことを小さく初めて
勤めている会社をすぐにやめたり、いきなり大きな店を出してリスクを犯さない方がいいです。
なぜなら小さく始めていることで心に余裕が出て失敗しても損失が少ないからです。
また失敗してもすぐに準備してやり直していけるからです。
4).儲かるシステムを作る。
サービスの量と質=受け取る報酬額です。
ビジネスを始めるときはお客さんをいかに喜ばせられるかをとにかく考えることが大切です。また、そのサービスを続けていく仕組みを考えていくことが重要となっていきます。
例えば、お客さんが商品を買ってくれて入金がありますよね。そしてまた次のお客さんがくる流れを作ることが大切なのです。
そのためにはマーケティング、つまり一度買ったお客さんがずっと買ってくれるような仕組み、またお客さんが喜んでくれる仕組みをつくっていくことが大切なのです。
5).自分がいなくても回るシステムを作る
一度その儲かるシステムを作ったら、あとはそれを誰が管理してもうまくいくようにすることが大切です。
これは仕事をやめろというのではなく、仕事をする、しないを自分で決められるようにすることが自由人だからです。
自由人は、あなたが海外でバカンスをしていようが、病気になってしまい休養を取らなくてはいけなくなった時も、関係なくお金が入ってくるものです。
あなたがもっと働きたいのであれば働いていいですし、もっと他のことをしたいと思ったらすれば良いのです。自由人は人生においてやらなくてはいけないことが少ない人、つまりは自分でやる、やらないを選べる人だからです。
その分この仕組みをうまく回していけるように、従業員やお客さんが喜んでくる仕組みを作ること、つまりサービスの量と質を高めていくことで、あなたの報酬が増えていくのです。
まとめ.
いかがでしたでしょうか。
幸せのお金持ちとは、好きなことをやること、仕組みを作ることで自由人となること。
お金は確かに人生においては必要ですが、お金が人生の全てではありません。幸せに成功したいなら、自分の好きなことをやって、自分のビジネスをもち、仕組みを作ることで自由人になることです。つまり自分らしく生きることが幸せにつながるのではないでしょうか。
この本では今回紹介できなかった、目標成功の五原則や、パートナーシップの大切さ、失敗に対しての考え方、セールスの成功五原則など、幸せな金持ちになるための手段、考え方が詰まっている一冊となっています。
僕もこの本が大好きで転職する前はずっと読んでいて、本当に自分のやりたいことをしようと転職を決めたきっかけとなる一冊でもあります。
語り口調で、対話形式となっているので非常に読みやすくこれから自分はどう生きていこうか、何をしていけばいいかわからない方などオススメの一冊です。
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)